プランニングに際してお施主様より2世帯化を視野に入れたプラン、また世帯間の意思疎通が容易に図れるようにとの希望がありました。
そこで、玄関をあえて共通とし吹抜けを通して上下階でのコミュニケーションがとり易いプランとしました。
そこで、玄関をあえて共通とし吹抜けを通して上下階でのコミュニケーションがとり易いプランとしました。
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所在地:東京都国立市
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敷地面積:186.22㎡
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建築面積:86.80㎡
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延べ床面積:152.36㎡
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階数:地上2階建て
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主要構造:木造在来工法
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設計期間:7ヶ月
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施工期間:6ヶ月
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外観:周囲との調和を図ったデザイン |
外観に関しては、お施主様は周囲の環境との調和・一体性を計画に当たって希望されました。 その為、外観の色彩・形状等は周囲の建物大きく相違の無い色彩とし、屋根形状も標準的な切り妻屋根としています。一方で外壁材及び屋根材は一般的な材料より断熱性・耐久性のある材料を選択しています。 外壁:軽量発泡コンクリートパネル+アクリルシリコン塗装 屋根:アスファルトシングル葺き |
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玄関アプローチ:シンプルな外観との協調性 |
玄関は、出入口前方のスペースを配慮して引戸タイプを選択、 また、上がり口は将来性も考えて、階段とスロープの併用としました。 庇も建物のスタイルに合わせてガラスタイプの庇としています。 玄関引き戸:エルムーヴ(LIXIL) 玄関庇:上吊り庇(YKKAP) |
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玄関ホール:家族の絆を結ぶ建物動線の要所 |
玄関の引戸を開くと眼前にはホールと一体となった12畳に及ぶ広大な玄関ホールが飛び込んできます。 玄関床タイルは落ち着いた色味とし、壁面とのコントラストを持たせています。 一方、吹抜けは縦方向に伸びる窓並びに間接照明を配置することで上下方向の拡張感を誇示しています。 床タイル:庵路200角(LIXIL) 間接照明:現場造作壁納め(照明器具:panasonic) |
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和室:12畳に及ぶ可変性のある和の空間 |
通常は6畳2部屋の寝室、しかし中央の間仕切り襖を開放することで12畳に及ぶ大部屋に変貌します。 お施主様よりお客様が見えられたときのことを配慮してこのような可変的空間を希望され実現しました。 なお、写真左の袖壁は飾りではありません。襖の引込み部分を兼ねた耐震壁になっています。 部屋間仕切り襖:特注製作品 床の間床材:桧無垢材 |
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2Fホール:フロアーをまとめる中核的存在 |
本来は廊下と呼ぶべき場所だと思いますが、各部屋の動線が交錯するため通路幅を拡幅(0.91m→1.82m)リビングと一体とすることであたかもホールのような位置づけと使いやすさを配慮して計画しました。 なお、写真中央上の木材は演出のための造作材ではなく構造体の一部(小屋梁+屋根束)です。 小屋梁:欧州赤松集成材(プレカット材/梁サイズ:120×240) |
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書斎:書籍収納棚を設けたプライベートエリア |
居室構成は、お施主様より特段の要望は無かったので他居室同様の標準的な仕上としています。 ただ、北側及び東端に壁面収納棚を設けて欲しいとの希望がありましたので収納内容をお聞きした上でレイアウトを計画、書籍がメインの上及び中棚・下部にボックス収納と横にはコートハンガーも付けました。 造作棚:赤松(パイン)集成材 600×30 ウレタンクリアー塗装仕上 |
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品質管理:自社施工による確かなクオリティ |
建物は人の力の積み重ねが造り上げるものであると当社は考えています。 その為には、設計担当者自らが設計品質の確保のために各種検査を実施しています。写真の光景は、建物の骨組みの垂直度を計測している様子です。これらの積み重ねによって当社の建物は造られていきます。 検査項目:基礎地盤調査 配筋検査 コンクリート強度検査 屋根漏水検査 サッシ精度測定 他多数 |
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アフターメンテナンス:安心と信頼の継続のために |
建物は完成した後も継続的な確認・メンテナンス等が必要となります。 当社では、設計・施工担当者本人が完成後も責任を持ってお施主様との対応にあたります。 写真は、一年点検時の屋根の様子です。きれいな状態を維持していました。 確認事項(新築作品):築1年点検 半年ごとご自宅訪問確認(10年間) |
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